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執筆者の写真suekanehiroki

セラピアのブログ引っ越ししてきました

先日、50歳代のとある女性のボディケアセラピーをした時のこと。

その女性は、首にプレートを埋めてて、頸椎を固定しているために首が曲がらない・回らないという方でした。 首が曲がらず、回らずという状況ではいったい日常生活を送るうえでどんな苦労があるのでしょうか?

まず、そういう状態なので首や肩を動かすことがほぼなく、首も肩もガチガチに筋肉が固まっている状態でした。 なので、首と肩が重だるく、痛みさえ伴っているとのことでした。 ひどいときは頭痛もするそうです。

そんな状態の日々は、いくら慣れているとはいえ相当なストレスと苦しみだと思います。

他にも、例えば誰かに呼び止められても、首だけ回して振り向くこととかもできないので、体全体を回して呼 び止めた人の方に向き直さないといけなかったり、腕があまり上がらなくなっていてバンザイもできなかったり、靴紐とか結びなおすたいせいが難しいので、靴紐のある靴ははけなかったり・・・

ちょっとした日常の動作でさえ大変なことも多くて苦労されているとのことでした。

さて、その方は首にプレートが入っているため、マッサージやストレッチなどはできない状態だったので、すべてを音叉を用いたセラピーで対応しました。

指で首や肩の筋肉の状態を確認しながら、硬結している場所を探ってピンポイントで音叉の振動を入れていきます。1種類の音叉だけでなく、数種類の音叉を同時併用しながら、表面から少しずつ深部へと音叉の振動を伝えていく。

そんな単純な動作を、首から肩、肩甲骨回りへと繰り返し繰り返し、指でどれだけほぐれたかを確認しながら、やがて1時間のセラピーは終了しました。

クライアント様も「随分楽になったよ」と喜んでくれて、最初に比べると触った感じも随分柔らかくほぐれているのがわかり、ほっとしていました。

その夜、そのクライアント様からお礼の電話があり、「首も肩もすごく軽くなって、スッキリしました。手も上がらなかったのが上がるようになって、バンザイができるようになったんですよ!!」ってうれしそうに何度も何度も、どんな風に手が上がるようになったかを説明してくれました。

それほど嬉しそうに話してくれて、それを聞いて僕もとっても嬉しくなっちゃいました。逆にクライアント様から元気をいただいた感じでした。

で、セラピーのことを色々書いてきましたが、結局今日書きたかったことは写真のように、健康であることも不健康であることも実は紙一重なんじゃないかな・・・ってことなんです。

こじつけかもしれないですけど、例えばこのクライアント様の例で考えてみると、確かに首にプレートが入っていることで、物理的に首は動かすことが出来ないかもしれません。 でも、肩なら少しは(肩をすくめたりして上下運動)動かせると思うんです。 そして、腕なら回したりしようと思えばできるかもしれません。

でも、首にプレートが入っていることによって、「自分は首も肩も腕もあまり動かせない・・・」という深層心理が働いて、動かさなくなり、動かさない時間が長くなることによって筋肉が固まり、可動範囲がどんどん狭くなっていったのではないか・・・と。

もしこれが、「プレートは入っているけど、肩もある程度は動かせるし、腕も動く! だからできる範囲の運動や作業はやっていきたい!」と考えていたら・・・ そう考えていたとしたら、少なくとも今よりは身体を動かしていて、筋肉の固まり具合も少なくて、もう少し快適に過ごせていたのかも・・・と。

だんだん何が書きたいのかよく分からなくなってきてしまって、文章がまとまらなくなってきてしまってごめんなさい。

要は、意識の力次第で私たちの身体の状態も変化するんじゃないかなってことなんです。 実は、心と体って密接につながっていて、どっちもお互いに影響を与え合っていると思うんです。

自分の身体をマイナスイメージでとらえていると、身体はそのように変わっていきます。 逆にプラスイメージでとらえていると、身体もプラスイメージのように変わっていきます。

同じ自分の事でも、「自分はこれだけしかできない・・・」と思うか、「自分はこんなにもできる・・・」ととらえるかで、発揮するパフォーマンスは随分違ってくると思うんです。

ということは、どう思うか?どうとらえるか?どう考えるか?  

「これができない・・・」ってできないところに意識をフォーカスさせるのか?

「何これができる!」ってできるところに意識をフォーカスさせるのか?

この違いで、健康にも不健康にも、どっちにでも自分の身体は転んでしまうのではないか?

そんなことを感じたセラピーでした。

ただ、これはあくまで考え方の話ですので、実際どこまで運動できるのかとか、どこまでするのかとかに関しては専門のお医者様と十分に話して指導を受けたうえで行うことをおすすめします。

それでは今日はこんなところで失礼します( ´Д`)ノ~バイバイ

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